コトブキヤ エヴァンゲリオン零号機・改(TVver.)改造

RG初号機の記事でちょいちょい見切れていた存在。気になった方もいるかと思いますが、それが今日のネタです。

f:id:geckoman014:20200416145537j:image

僕はエヴァの中では実は零号機が一番好きなんです。零号機がカッコいいから好きとかではなくて(いやカッコ悪くは無いですよ)、零号機の頭部が好きなんです。生物と機械のハイブリッドたるエヴァというキャラクターにおいて、零号機の頭部は際立ってメカメカしく、これが逆に未知の部分が多いエヴァをなんとか人の手で操ろうとした試行錯誤感、プロトタイプ感が出てて妄想が捗るんです。

そして角が無い!これ重要。初号機の角は確かにカッコいいです。ですが角があるせいで、立体にしたときこの角が一番のウィークポイントになるんです。今まで何度角が折れて涙したことか。。。

そもそも兵器としての実用性を考えたとき角なんか無い方が良いですよね。初号機の角に何か意味あります?(少なくともその意味について言及した文献を当方は知りません)ま、そんなこと言っては身も蓋も無いのですが、とりあえず角が無い零号機は破損とも無縁で当方は好きです。

f:id:geckoman014:20200416145807j:image

良い頭してます。

すごく個人的な好みを言わせて貰えば、零号機の色はやっぱり青だと思うんですよ。パイロットのレイのイメージにも合ってるし。新劇場版の零号機はちょっと色が多すぎです。(とはいえRG零号機は予約しましたが)

ちなみにこれもエアブラシ塗装してます。例によってプラ一発塗り。そして塗料はコレ!

f:id:geckoman014:20200416174917j:image

はいまた出ましたねGX。

いやでもコレ凄い良い塗料ですよ。

下地処理無しの一発塗りでこれだけの質感出るんですから。

さて、このコトブキヤの零号機ですが、これはすごく正統派のデザインです。RG初号機が若干傾いた(かぶいた)デザインなのに対し、コトブキヤは正道を行っています。僕はやっぱりこっちが好きですね。

あんまり言いたくは無いですがメタルビルドのエヴァ、あれは僕に言わせればもうエヴァじゃ無いんです。あそこまでアレンジ入るともう別のキャラクターです、僕にとっては。バンダイの最近の商品のトレンドなのか、商品化の際にアレンジをキツめに入れてくるのちょっと僕は苦手です。もとのデザインをもっと尊重して欲しいです。

ってコトブキヤの零号機から離れちゃいましたが、これはキットとしてもすごく良いできです。

関節もABS樹脂製パーツで強固ですし、可動に関してもRG初号機以上に動きます。もっと評価されても良いと思います。RG初号機ではパッとしないエントリープラグ収納部のギミックも、後部ハッチと連動して前部ハッチが開いてプラグもせり出してきて、ギミック好きにはヨダレものです。

ABS樹脂は最近バンダイのプラモではほとんど使用されなくなりましたが、関節強度を重視する僕としてはABS樹脂の使用はむしろ歓迎してます。

ディテールも良くて例えばコレ

f:id:geckoman014:20200416145459j:image

頭部のレンズ。

コレもクリアーパーツで、内部に多重レンズのモールドもあるのですごく見栄えがします(写真では内部モールドはガイアノーツのスターブライトシルバーで塗装してます)

残念ながらメインカメラはクリアーパーツでは無いですが、発色の良い赤の塗装済パーツとなっています。

そしてこれ

f:id:geckoman014:20200416151237j:image

RG初号機と違ってエントリープラグ収納部のハッチもぴったり閉まります。(RG初号機はなんか不自然な段差ができるんですよね)

もちろん

f:id:geckoman014:20200416150942j:image

こんな感じでハッチが開きます。前述した通り、後部ハッチに連動して各部が動きます。

また閉めるときは前部ハッチを閉めれば連動して後部ハッチも閉まります

お気付きの方もいると思いますがTV版零号機(改)の前部ハッチはこのタイプじゃありません。弐号機と同じ真ん中からパカッと割れるタイプです。ですがコトブキヤのキットでは初号機と同じタイプの一体型の前部ハッチとなっています。コトブキヤの弐号機では半割れ前部ハッチの展開は差し替え式なのですが、なぜか零号機では設定と違い、一体型ハッチです。とはいえ僕は可動ギミックを差し替えで再現するのが大嫌いなので、このキット仕様は歓迎です。差し替えにするくらいなら設定を多少曲げてもギミック優先です。ちなみにマニアックな話ですが、零号機(改じゃない方、山吹色のヤツ)では初号機と同じ一体型の前部ハッチなんですよね。

さてこの零号機にも少々手を入れています。

ディテールもアップ工作ですね。

まずここ。

f:id:geckoman014:20200416152009j:image

肩のウェポンラック前部のダクト的な部分を開口し、中にファインモールドのラジエーターパターンのエッチングパーツを仕込みました。

全体としては生物的なのにこういうちょっとしたメカメカしさがあるところがエヴァというキャラクターの魅力だと思うんです。

f:id:geckoman014:20200416182255j:image

肩同様の工作を大腿部にも施しました。

そして見慣れぬブツが腰についていますか、お約束。ハイキューパーツの磁石による脱着工作です。

f:id:geckoman014:20200416182520j:image 

この通りモモ横に丸形の磁石を埋め込み、これまたハイキューパーツ製のエッチング製の丸型モールドを貼り付けてオプションマウント部としました。

付けているのはキット付属のプログレッシブナイフとプラ板で自作したナイフシース(鞘)です。

ナイフなら肩に内蔵されてるじゃないか、というツッコミがあるかと思いますが

f:id:geckoman014:20200416182934j:image

ご覧の通りキットでは差し替えです。

先ほども言いましたが僕は差し替えが大嫌いです。

分かります?嫌いすぎて写真の差し替えパーツは塗装すらしていないことを(元のパーツの色味が分かりますね)

なので、差し替えるくらいならその設定はもう無いものと俺解釈してしまいます。

でその「俺解釈」による肩のこの部分はバッテリーー兼オプション兵装ラックという解釈です。

じゃあナイフどうするんだということで先ほどの改造の出番なわけです。

エヴァは基本的に固定武装無し。兵装は都度携行する、という俺解釈です。

エヴァ徒手空拳で使徒倒しちゃったりするので武装なんて飾りみたいなもんです。

 

お次はこれ。

f:id:geckoman014:20200416184510j:image

これもまた地味な工作なんですが、電源コンセントと背中の接続部をディテールアップしました

コンセント側はプラグ部分に鉄の棒を入れ、エヴァ側の接続部には金属製の動力パイプパーツを入れました。

そしてその先にこれまたネオジム磁石を固定。

こうすることで、コンセントが本体に磁力の力で程よく固定されます。

あと少し細かい改造ありますが流石にそれは記事にするほどじゃないですね。

f:id:geckoman014:20200416190124j:image

最後は自作のケイジ風ディスプレイ台で。

プラモはバンダイ一択と、お思いの方も、コトブキヤエヴァプラモは一見の価値ありです。