バンダイRG エヴァンゲリオン初号機DX輸送台セット改造②

さてRG初号機改造のその②です。

といってもそこまで大したことないです。

僕がロボット系プラモデル(要は動かして遊ぶタイプのプラモ)で重視していることは関節強度です。

ここで言う強度というのは関節の渋みという意味ではなく破壊強度のことです。つまり関節がいかに丈夫かということです。プラモを遊んでいて関節が折れ、しくしくしたこと数知れず。というわけでこのRG初号機もいささか関節強度に不安のある場所があったので予防措置として関節に手を加えました。

それがここ

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そう股関節です。

ここがねーギミック優先のせいか見た目にかなりか弱い感じで、もういてもたってもいられませんでした。

この股関節、こんな感じで2パーツでできていて、左側のパーツの穴に胴体側の股関節軸が入ります。

今回は右側のパーツを補強しました。

(下の写真は既に補強済みです)

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補強に使ったのがコレ

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僕が絶大な信頼を置く武藤商事の「新素材造形補修剤プラリペア」です。

もう10年以上前からお世話になってます。

10年以上前からあるのにいつまで「新」なんだというツッコミはさておき、これの凄いところはその強度と硬化時間の早さです。

これは粉状の樹脂に専用の液体をかけることで、硬化するもので、パーツの複製や、欠損部分の補修、等幅広い用途に使用でき、硬化時間は速ければ15分程度で、完全硬化時の強度はABS樹脂を遥かに凌ぎます。

マジでこれは一家に1セットあって良いと思います。

そんなプラリペアを使って、

補強した写真がコレ

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うん、良く分からないですよね。

先の右側のパーツを横から写した写真ですが、側面が盛り上がってると思います。こんな感じにプラリペアを盛りました。また軸が入る輪の部分にも盛ってます。(最初の写真を見たほうがいいかな)

あまりにも地味な改造なのでブログ映えはしないですね。まぁ言いたいことはプラリペア最高!最強!ということです。

実は本体の改造はもう一つあるんですが詳細を説明するには本体全バラの勢いになるので割愛です。

改造箇所はエントリープラグ収納部です。

キットではハッチは開放できるのですが、後部ハッチの引き上げに連動してエントリープラグがせり上がってきません。(というよりエントリープラグが完全に胴体に入らず、ちょっと飛び出ていて、それをハッチが隠しているという感じ)

LMHGの旧キットでも再現していたギミックなのにこれはいただけません。

というわけで、後部ハッチに連動してプラグがせり上がるように改造しました。

方法としてはLMHGキットの仕組みと同様です。

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写真では分かりづらいですが、キットの元の状態よりもプラグが飛び出ています。プラグが飛び出してくるのでそれに押されて前部ハッチもちょっと開くのでハッチ開放がし易くなりました。

続いてこちら

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輸送台に手を入れました。

輸送台の左下、なにやら取っ手が付いているかと思います。

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こうです

はい、取れましたー

輸送台の土台後部のパネルをエッチングソーで切り取り、蓋として外せるようにしました。

そして僕の大好きなマグネットによる脱着改造を仕込みました。

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こうすることで、土台部分に余剰パーツをしまって置けるようになりました。ちなみに写真に写っている手首全部入ります。ここでもプラリペアは大活躍!

 

続いてこちら

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はい、こちらも取れましたー

以下同文って感じなんですが、こちらを取れるようにしたのは収納スペース確保の他にもう一つ理由があります。

それはコレ。

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僕の言いたいこと分かります?

いやいやどんだけケーブルはみ出してんねん!

という話です。(ちなみ写真に写っているケーブルを継いでいるパーツは僕の自作です。キットでは一本のリード線です)

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こんな感じでコネクタ的なものが輸送台の土台に接続されているせいでケーブルが余剰になってます。ここはケーブルが土台にすっと入っている方が好みです。なので、ケーブルを土台下にぐいぐい押し込むため、先ほど場所を脱着可能にし、押し込む際のアクセスポイントにしたかったのです。

とはいえ押し込むにしてもケーブルが長過ぎなので、結局ぶった切りました。短くなった長さを継ぐために接続パーツを自作したわけです。

個人的には、ケーブルを繋ぎかえる際は、背中のコンセントじゃなく、このようなケーブル直近のコネクタで繋ぎかえる方がやり易いと思います。劇中では弍号機が後ろ手でコンセントを接続し直してましたが、あれどう考えてもやり辛いですよね。

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うん、これでスッキリ。