スピンコブラプレミアムを作る②

①の投稿から1か月も経過してしまいましたが今回は完成編です。いやー完成直前まで行ってのトラブル発生で、急にモチベーションダウンして、ここまで時間がかかってしまいました。

 

まずは完成状態から

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ヘッドライトの中身は迷った挙句、

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こんなパーツを作って適当にでっち上げました。

適当過ぎて、若干不満が残りますが。

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さて、散々言っているトラブルというのが何かと言うと、

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このボンネットの塗装です。

①の記事の塗装ではスターブライトシルバー+クリアーコートだったのですが、質感がイマイチで、ちょっと不満でした。もっとメッキ感が欲しいと思い、ボンネットだけ塗装し直したんですがこれがまずかった。

ボンネットをメッキシルバーNextで塗装したのですが、これがなかなか上手くいかない。あーでもこーでもないとやりながら何とか満足行く出来になったところでマスキングを剥がしたら、阿鼻叫喚。マスキングしたところの塗装が、ボロボロの凸凹になっているではないですか。マスキングテープの粘着剤が悪さしたのか、はたまたクリアーコートが乾燥しきっていなかったのか。おそらく後者でしょう。僕の心はいったんここで折れてしまいました。このリカバリーは容易ではありません。それくらい塗装面が荒れていました。もうボンネットの塗装どころの話じゃありません。それでも連日の在宅勤務で、時間だけはあったので少しずつリカバリー作業を進めて何とか塗装面のリカバリーに目処が経ちました。それでも後遺症は残りましたが。リカバリー作業の過程でボンネット塗装もボロボロになったのでこれもやり直し。やり直し塗装は、プレミアムミラークロームを使いました。これもなかなかクセがあり手こずりました。そうして何とかなった状態が冒頭の写真です。四枚目の写真のボンネットの辺りを見て貰えば分かると思いますが、塗装面がやられた後遺症の跡が見えると思います。これはどうにもなりませんでした。

今回の失敗の原因はやはりクリアーコート塗装にあると思います。クリアーを一度に何回も重ね吹きしたこと、これが敗因かなと思います。クリアー塗装が生乾きのうちに次のクリアーを吹いて、またそれが生乾きのうちに次のクリアーを吹いて、とこれを何回も繰り返したせいでクリアー塗装がいつまでも生乾き状態となり、この状態でマスキングテープを貼ったことで、テープの糊面のザラザラが塗装面に転写されてしまった。これが事の真相かなと思います。その証拠に、嘘だと思われるかもしれませんが、いまだにクリアーコート面は完全硬化していないんです。ちょっと強く触ると指紋が転写されてしまいます。

いやー勉強になりました。クリアーコートは厚いが正義かと思ってましたが、限度がありますね。厚すぎると塗膜の割れの可能性も高くなります。現に一部塗膜割れが発生してます。というか、走らせるボディ用なら、ウレタンクリアーのような柔軟性のあるクリアーじゃないとダメかもしれないですね。

さて塗装の件はこれくらいにして、その他のアップデート事項ですが、

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開口したインテーク状の部分にエッチング製のメッシュパーツを貼りました。コクピット横のインテークはインテークとしての実用性を考慮して何も貼ってません。

そしてホイール。

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ちんたらやっているうちにリアルミニ四駆のスピンコブラが発売されてしまったのでそのホイールを履かせてます。しかしこのホイール、そもそも走らせることを考慮していないのか、シャフトが入るボスがホイールのディスク面から何の補強も無しに立ち上がっており、強度面でかなり不安があります。特に後輪はそれが顕著です。なので

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こんな感じに真鍮線で補強を入れました。

回転バランス?そんなもの推して知るべしです。

ただ、少なくともマネはオススメしません。また見て分かる通り、シャフトの固定にはアルミホイール用のブッシュを使っており、後輪はブッシュが完全に入りますが前輪は三分の二くらいしか入らず、しばらく走らせるとホイールがブッシュから抜け落ちます。かといってブッシュを短くすると超ナロートレッドになってボディと干渉します。なのでこのホイール、完ッ然に走らせる用じゃありません。これはプロトセイバーEVO.のホイールも同じです。

まぁこのホイールの装着は当初の目的だったゲームに出てくるスピンコブラの再現には必須なのでいいんです。レースに出るわけでも無し、速さ、実用性は二の次です。

とまぁとりあえず不満は残りますが、スピンコブラの記事は以上です。気が向いたらリアルミニ四駆スピンコブラの製作も記事にするかも知れません。